日経新聞の間違いだらけの社説という記事がありました。
この記事は欠陥だと思います。自分が理解できないから間違いだと決めつけているのですから。
>接続料を半額にすれば「需要は確実に増える」が、それによってNTTの利益は激減します(おそらくマイナスになる)。
一時的には下がるとは思いますが、それが継続してマイナスになるとはどうしても思えません。だって、需要は確実に増えると書いてあるように、ソフトバンクの構想はメタルを光に置き換えるわけですから、日本全国民が光になるわけなので、使用者は激増です。現在日本全国で9割以上光を敷き詰めている状態で3割も使われていない状態を考えると、9割全員が光に移行する事を考えると、半額でも利益は今以上に出ます。
つまり、利益が激減する根拠も無ければ、ビジネス構造を理解できないから間違いだらけだと批判するのです。が、批判するのではなくここが分からないと言うべきでしょう。
>「電話交換機の保守費用」が問題なら、NTTのいうように交換機をIPルータにすればいいことで、光にする必要はない。
これも経営者にはなれない人の考えだと思います。メタルの保守をする為に耐久年数等も考える為在庫を抱えないといけないし、そのメンテの方法等もあると思います。光とメタルの2種類やるよりも一つに絞った方が会社にとって負担は少ないのは明らかです。IPルーターにするだけで良いと言うのは、インターネットと電話という事が問題だと思い込んでいて、本質の問題を分かっていないからに他なりません。
また、今後は光と無線の時代に入るわけです。メタルをどうしても利用したいなんて人はいません。だって利用者は電話なら電話が使えればいいわけですし、インターネットなら安定して高速で安価なサービスを利用したいだけなのですから、それがメタルか光かは関係ないのです。
メタルが安いから利用しているに過ぎません。光がメタルよりもかなり安くなるのでしたら、乗り換えない理由はありません。既存の電話機もそのまま使えてインターネットは高速で安定していて安いのでしたら、100%文句言う人は居ません。
逆に工事が必要になる場合、いつ工事するんだ!という文句は出てくるかもしれませんが。
モバイル用の無線だって、全員が使えば帯域がすぐにいっぱいになるから、家にいる時やWi-Fiサービスを利用する人を増やしたい。Wi-Fiサービスの先には光があるのが理想です。から、安い光は市場は大歓迎するわけです。
携帯用の無線、無線+光、光と3種類のサービスがこれからの主流になるわけで、ますますメンテナンス費用を削減する方法を早く確立しないと、将来的にお荷物になるわけです。
だからこそ、孫さんは光を主張しているのだと思います。もちろん、これだけでは無く、色々な気持ちがあってだと思います。これはほんの一部の理由ですね。
この記事は自分が理解できない物は批判する形を取っているような感じがしたので、一言書いてみました。