2009年6月16日火曜日

水虫の記事に付いて・・・

http://news.livedoor.com/article/detail/4202433/
この記事を読んで思ったのですが、間違っていると考えられる事があります。

その部分とは、裸足で・・・という下りです。
水虫はカビによって発生する病気です。
水虫になっている時に注意しなければならない事の一つとして、そのカビを如何に増やさず減らして殺していくかが課題です。

カビはジメジメした所を好むと言う事なのですが、日本の家は湿気が多い事が多々あります。
除湿器を使うと1日で何リットルも取れてしまう日があったりします。
除湿器等が無い状態や除湿器の能力が部屋の広さに対応しきれていない場合を想定すると、部屋にはいつも必要以上に湿気が多い状態になります。

そんな状態を想像すると…

水虫の人が裸足で歩き回る事を考えてみてください。
床にはカビが移っていき、同居している人が同じように裸足でいると移るわけです。
風呂場のマットも同様に移る危険をはらんでいます。
これは同居している人だけではなく、一人の時も同じ事がいえます。

いくら足に薬を塗って治療に勤しんでも、裸足で歩き回り、布団に潜りを繰り返していたら、一旦直ったとしてもすぐに再発します。

水虫の人は、薬を塗ったら靴下を常時履いて(寝る時も)、カビを増やさない事を心がけなければいけません。
勿論、靴下は殺菌作用のある洗剤等で選択する事を忘れずに。

後は、通常言われている通り、治ったと思っても1ヶ月以上は薬を塗って治療を続ける事が大切ですね。

因にカビと菌の違いがあり、カビは長時間の生存が可能で、胞子により空気中に放出して増えていく生物です。胞子は固い殻なので簡単には壊れないのが特徴です。
それに対して菌は、細胞分裂で増えていきます。

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