2011年1月10日月曜日

本音と建て前

TVの世論調査とかで消費税を上げる事を賛成している人が多いと出てるとTVで放送されたりしている。

これをまともに受けて、民主党は愚かにも消費税を上げさせてもらう方向に行こう!国民は分かっているのだから、このタイミングを逃すな!的に行動をしている。

しかし、国民は税金の値上げを賛成するとは口では言っていても、実際の値上げが起きた場合は、経済が低迷し格差はより拡大していくだけで良い事は無かったのが日本の政治だ。

だって、税金の値上げの目的が国の借金返済のためという事になるのだから、国民が払ったお金が国民に帰ってくる実感は沸くはずは無い。

年金だって、国が老後の面倒を見るという建前はやめて、生活保護と一緒にしてしまえばいいだけの話だと思う。

自分で老後をどうにかできる人はそれでいいし、できない人は生活保護でで充分なんじゃないかという事です。もちろん、意味合いが違うという頭の固い人がいるとは思う。その部分は、年齢によって規制を設ければいいだけの話だ。

例えば、50歳以下だと働き口を探している必要があり、その証明をする必要があるとか、60歳以上は1年に一回生きている事を証明する必要があるとか、そういった事だ。

いま日本のシステムは複雑化しすぎていて、全体を把握している人なんていないのではないだろうか?

だから、物事を決めるのにあれも関係しているこれも関係しているとかで、決められないでいるわけだ。

構造改革が必要だという事はずいぶん前から言われている。それはどんな構造にするかが明確になっていないから、構造改革という言葉だけが飛び交っているだけになっているのだ。

それの内容について話している政治家を見た事が無い。政治家だって全員がちゃんとした考えを持って政治活動をしているわけではないという証拠だろう。

こういった構造改革も、税金の無駄削減も、公務員、政治家削減もやらないで、増税を先にという事自体が、今まで自分たちが言っていて事と違う行動をしている事に国民は自民党と同様な民主党政権に呆れているわけだ。

で、マスコミが世論調査を行った結果を報道すると、それに左右される政権はちゃんとした道を見出す事ができないで、何をしても非難される事になる。

十中八九、現状のまま消費税を上げるとなると、マスコミを始め世論調査でも政党支持率が大幅に落ち込むことになるだろう。

下手するとリコール問題になる可能性も否定できない。

大増税時代到来とかいう記事が出回り始めたのがいい証拠といえよう。

自分の発言に責任の持てない人は信頼するに値しません。

とっとと退陣し、お遍路参りしなおして欲しいものです。

昔の菅さんは良かったな~

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