2009年9月29日火曜日

高速道路1000円で・・・

記事を読んで思った事です。

現在、国民の4人に1人が高齢者の国となっている日本。これからの日本を考えていない記事だと思いました。

自動車の数も数年前と比べ減って、若者が自動車を買わなくなってきているという時代で、自動車免許さえ取得しない若者が多くなっているのが今の日本だと言われています。

自動車免許を持っていないのだから、必然的に公共交通手段を利用する事になるわけですが、この若者はそもそも遠くに行く事をしない人達なので、どちらにしても客としてカウントはできないでしょう。

となると、団塊の世代といったバイタリティに溢れ活動的で時間もお金もある程度持っている世代をターゲットにしないといけません。

そうなってくると、高齢者が自動車免許をいつまで持つか?と運転で疲れた旅をしたいか?という事が重要になってきます。

旅の目的が「運転」の人は別ですが。

つまり、一時的な現象を取り上げ、高速バスがダメになるといって煽っている記事だと言いたい訳です。

中途半端な割引は、その時に利用しないと損するという思いから利用する世代でもあり、それが人間心理だと思います。

今は平日は千円ではないので、週末に行く方が得だと誰でも思います。それが、いつでも無料となると、空いていると思われる平日にシフトするだろうし、自分の興味の赴くまま途中下車する楽しみも出てくるわけです。

現状では、目的地に着くまで行かないと損するという心理が働くので、無料化するメリットは千円よりも大きいわけです。

高速バスだって、高速料金が無料になる為今よりも安く提供する事ができるし、途中下車も利用すれば、もっと客に利便性の高いサービスを提供する事も可能になります。

一方的な物の見方をすると、偏ったシュミレーションしかできなくなり、机上の空論と言われる元になります。

色々な物の見方をしている記事を読みたいものです。

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