2009年9月19日土曜日

最近のTVのコメンテーター等の批判コメントについて

酒井法子の保釈のニュースを見ていて思ったのですが、最近のコメンテーターは、絶対に批判をしなければ行けない風潮になっている感じが見受けられます。

例えば、元麻薬調査関係をしていた元警察官のコメントとしては、彼女の言論からは反省が見られると言っていたのですが、他の番組のコメンテーターは「完璧すぎる」とか言っていちゃもんを付けているようにしか思えない。

また、事実に基づいての批判ならまだマシだが、憶測を元に批判している事が多くなっています。

ミヤネ屋だったと思うが、彼女がメモを見てしゃべっていたのが気に入らないらしく、またメモの内容が完璧だったからかもしれないが、誰かに書いてもらったと決め付け、自分の言葉でしゃべって欲しかったと言い切っていた。

翌日、そのメモ自体は彼女が考えに考え抜いて書いたものだという報道がある。それって、自分の言葉ではないの?また、他の放送では彼女が書いたということだから、アドバイザーがいたのではないかと言う・・・これも憶測。

また、子供とかに謝って欲しかったみたいな事を言っていた人がいたけど、カメラの前で子供に対して謝るのっておかしくないですか?

カメラを通して謝るのは、一人一人通常会うのが困難な人達に対して謝るのが普通だと思います。

最後に、コメンテーターが批判している元になっているのは、誰かの意思で編集されたVTRです。放送局によって編集の仕方が若干違いますが、基本的に最初から通して流したのは、リアルタイムの時だけ。

後は、クローズアップしたりして編集しまくりで、悪意を感じる編集です。そんな編集された物を見て、現場を見ないで批判していて高額な報酬を得ているのだから、さぞかし楽な仕事なんでしょうね。

まあ、うまく批判しないと次が無いと思っていると思うので、うまい批判を考えるのが大変なのでしょうけどね。誰にとってのうまいかもう一度考えて欲しい物ですね。

TVはいつから、憶測という勝手な想像で相手を批判して良くなったのでしょうか?
相手が犯罪を犯したから相手の人権を無視して勝手に批判してよいと思っているのでしょうか?
TVが持つ影響力を自分たちは理解して、自らを律すると戒めたのは誰でしょう?

大事にならない内に自らの行為を改めた方が良いと思います。このままでは、自殺等で死人が出るかもしれません。(分かりやすく言えば、酒井法子が自殺するとは思いませんが、もし報道が原因でとなった場合をイメージしてみてください。)

今のTVがやっている事は、そういう事だと思います。

自分の理解できない行動や言動だからといって、勝手な憶測で想像を膨らませ事実を歪ませて良い権利は誰にもありません。

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