2009年10月28日水曜日

高速道路無料化について

個人的な話、高速道路無料化については賛成です。当初の約束を今まで自民党や官僚たちが何かにつけ自分たちの利権を守るために無視してきた事を考えると、筋を通すためには無料化は必要だと思います。

まあ、今の日本の財政や民主党やマスコミの情報の開示の仕方が悪い為実現するまでにはかなり時間がかかると思いますが。

とりあえず、メリットとデメリットをリストアップしてみました。
1. トラック等の交通機関を利用している所の内情が少しは緩和される可能性がある。
2. 運送費が減る可能性がある=物価が下がる可能性があり、消費者の購買意欲が沸く可能性がある。
3. いつでも無料なので通常の道路と同じような感覚で乗れる。高速道路が混んでいれば、別の道に移動する事も簡単にできるようになり、今までのような交通渋滞は無くなり、ガソリンの節約になる。まあ、想定以上の車が日本の一部に集中した場合は渋滞は無くならないが、今の日本ではそんな事にはならないと思われます。
4. 遠距離に行く事が手軽にできるため、地方にお金が行く。
5. 高速道路に付き物のサービスエリアのサービスが拡大する。
6. 人の動きが活発化し、お金も活性化して、地域が活性化する。
7. 地域活性化で会社の収益が上がり、税収入も増える。
8. 全体的にガソリンスタンドの売り上げが上がる。
9. 高速を利用する人が増える為に、一般道での車の通行が少なくなるなら、一般道での人身事故が少なくなる可能性がある。
10. 運輸会社の人件費が削減される可能性がある。(運送時間が短縮されたら、その分他の仕事ができるし、早く帰る事ができる)

デメリットとしては
1. 電車や船や飛行機等の公共交通機関の売り上げが減る可能性がある。 →これは自分たちのサービスを利用してもらう価値の提供を鮮明にして訴えて行けば良いだけ。
2. 車の交通量が増えて、環境に悪い。
→エコカーを大々的に売っている事自体問題なのでは?車を作るだけでも大量のCO2を排出しているし、ハイブリッドカー自体CO2を出さないわけではない。電気自動車だって、家庭用電気は発電所でCO2排出している。(注:火力発電を使って電気を作っている場合)
3. 遠距離に行かずに近距離をメインに行っていた人が、遠距離に行くようになり、近距離の売り上げが落ちる。
→一時的に落ちると思うが、いつまでも続く事ではない。遠距離と近距離、中距離等の価値を明確化訴える事で維持できるのではないだろうか。
4. 高速道路も一般道路も同様に使用量が増えると、メンテナンスの頻度が高くなる可能性があり、修復の頻度が上がれば、修復コストが高くなる。

無料化や1000円割引には税金が使われ、それに車を持っていない人の税金が使われるのがおかしいと思う人が居るかもしれないが、1000円割引は自家用車とかレンタカーみたいな車でETC搭載車のみと限定されているから、税金が云々という批判は分かります。

が、無料化はトラックとかもバスとかも含まれるので、物流コストが安くなり物価が安くなる要因ができるので、必然的に全体に恩恵が及ぼされます。

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