2009年10月19日月曜日

内需拡大の方法

現在の日本では、デフレが続いていてこのままではデフレから脱却できなく衰退してしまう。だから、政治が内需拡大にシフトしないといけない・・・。

そういった論調の記事や意見が多い。

では、内需拡大の方法は?となると、それまで書いてある記事は殆ど無いように見える。

今の日本で内需拡大する為には、
1. 海外からの観光客をたくさん呼び込み、お金をたくさん落としてもらう。
2. 海外に日本製品をたくさん買ってもらう。
3. 海外からの移民をたくさん受け入れる。
といった感じしか無い様に思えます。

1は数年前から日本が力を入れ始めて、かなりの数海外からの観光客を呼ぶ事に成功しているみたいですね。ただ、円高で弱まっている感じがしますが、ユーロとかドルが高くなってくれば、一気に沢山来る感じがします。

2は色々と問題がありますね。為替の問題と海外製品の品質向上と価格。
為替は円高なので、海外に持って行ったら海外の製品に比べかなり割高に感じます。
品質の差があまり無く、割高に感じるとしたら、客は安い方を選ぶのは自然な事です。日本の技術を海外に放出した結果ですね。アメリカの技術が日本に流出して・・・と同じことです。

昔のアメリカで起きた事が日本でも起きているという事です。中国や韓国でも数年後には通らないといけない道ですね。

たぶん、そんなに遠くない未来に東ヨーロッパやアフリカが工場として注目される事でしょう。その前にブラジルが大きく発展するでしょう。オリンピックを契機に中国が勢いを付けたみたいに。

3は色々と問題があるみたいですね。日本人は基本閉鎖的な国民なので、外国人慣れしたくないと感じるのでしょう。外国語にも嫌悪感感じてしまう人が多い感じがします。

日本人は「自分が相手の立場だったら?」と考えて行動する人が多くないような気がします。中国人や韓国人も同様な感じなので、東洋人は基本そうなのかもしれませんが・・・。

移民を受け入れないといけない状態に来ていると個人的には思います。それによって日本の文化と海外の文化の融合をする時期が来たのだと思うのです。

浅草のサンバカーニバルとかも海外の文化を日本に取り入れ成功していることの一つです。

移民で犯罪が多くなる事を恐れている感じがし、それは事実だと思います。どんなに移民の面接をしチェックをしたとしても、犯罪を犯す人が来る可能性は否定できないでしょう。

しかし、移民関係なく日本人の人口増加でも同様に犯罪が増えて行った事も否定してはいけないと思います。日本人だから犯罪が少ないと考えるのは安易過ぎで、人が増えたら犯罪も増えるという見方が正しいと思います。

大きな問題は、コミュニケーションが取れない可能性です。日本語の読み書きができない移民の受け入れは、控えた方が良いと思います。もちろん、学生は別です。

移民により、
1. 街中の案内図を筆頭に至る所で多言語化する必要がある為、そういった需要が拡大し企業の売り上げが延びます。
2. 飲食店の客が増え、売り上げが延びます。
3. 異文化との交流で自分の視野が広がったりします。
4. 相手の文化に興味を持てば、相手の国とも仲良くなり、国同士の交流が盛んになります。それにより、お互いの経済が活発化します。
5. 技術や労働力面での支えが増えます。
6. 税金等により国の収入が増え、福祉関係も充実させる事ができる。

と、色々とメリットをあげてみました。

移民がもっと受け入れられると政策が発表されてからだと遅いと思いますが、日本に海外の人用の老人ホームがあってもいいと思います。これかなり儲かると思います。

という事で、日本の内需拡大の鍵は「移民」しか無いと思います。

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