2010年8月27日金曜日

中国の台頭と日本経済なんてタイトルですが・・・

記事を見てびっくりしました。「町工場の分野を中韓に譲るべき」と言っている人がいるのを。

1.自分の仕事は自分で決めるのであって、人にとやかく言われるのはおかしい

人は自分ができる事をして、できない事をやってもらって社会を形成しています。それを中韓ができる仕事は全部任せたら?って言っているのはおかしな事です。それなら、米だってなんだって中韓に任せたら?と同じ事です。それをとやかく言う権利はありません。

2.日本の町工場が無くなったら、その人たちの未来のアイディアも消失してしまう

その人が経験し、改善や改良等を経て作られるであろう新技術はその人だからこその技術やアイディアであって、中韓が代わりができる物ではありません。中韓は違った形で新技術を出すとは思います。

大きな視野で物を見ているのを自慢しているように思えるのですが、それはただの机上の空論というか、無知を通り越して妄想の世界で物を語っているに過ぎません。

しかも、この記事は、無くした後、この人たちの働き口の事は全く無視しています。可能性として、中韓に引っ越して云々に繋がるのかもしれませんが、それとて、どこに住むかなんてあんたに言われる筋合いが無いわけです。

この記事はそう言った事を言っているのではなく、全体を見て再編をしないとこの人たちは仕事もなくなり、食べていけないぞ!って警告しているのだとは思います。

でも、現実的に物事を考えた上で、この人たちが生きられる為には、この人たちの仕事を作る為にはどうすればいいのか?という視点で物事を考えないといけないのではないだろうか?

例えば、この人たちの技術が素晴らしいのであれば、海外に施設と一緒に教材を売るのはどうだろうか?

師匠と弟子の関係を築く事をするのである。

それ以外には、実際に国で営業をし、海外のメーカーから困った事があったら自分たちに聞け!というような組織を作り、その人たちが、皆にこういった事を解決できる人は手を挙げて~って事でビジネスマッチングするとか、そういった事が大切なのではないだろうか?

ただ単に、表面的な物事を見て、云々いうあたりが・・・ダメダメ記事だと思いました。

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