「官僚の夏」というドラマがあり、ここで描かれている内容が史実に基づいている物であるならという前提で書きます。
通産省がコンピュータ産業を保護し育成するとう回がありました。
ここで思った事が、コンピュータが自動車と同じような感覚で保護した事です。
コンピュータはソフトウェアが無ければただの箱です。
ソフトウェアはコンピュータが無ければ、ただの暗号作文です。
当時の通産省がコンピュータについて、きちんと把握していなかった為に、今の日本の中途半端なコンピュータ産業ができたのだと思いました。
NECが海外戦略から撤退したのも、NECが利益優先で低価格で不良品10%を超えるようなコンピュータを出して顧客の信頼を損なった為だといわれています。
富士通はもっと不良品を売っているというのは業界では有名な話ですね。
更にそれ以上にひどい所もあるみたいです。
日本の大企業は高品質を売りにしているのに、実態は不良品ばかり。たまたま当たりを引いた人はいいが、外れを引いた人は一気に信頼を損なって行きます。
外れを引いた人がコンピュータに詳しい人だった場合、その周りの人に悪い情報が流れる為、日本メーカーのコンピュータは更に売れなくなります。
内部で品質の悪い商品を出している理由を、自分たちの都合の良い形で理由付けているのでしょうね。客にはそんな事関係ないのにね。
もっと品質のいいコンピューターメーカーはたくさんあるので、通産省がコンピュータ保護した事が裏目に出たかもしれません。
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